セクササイズという言葉を聞けば誰でも大体どういうものなのかはおぼろげながら想像できると思いますが、セクササイズとはエクササイズの効果をセックスによって得ようとする試みです。
セックスの楽しみとダイエット効果を同時に得ようとする目からうろこの発想ですから、魅力を感じる方も少なくありません。
セクササイズで本当に痩せるのか?どうやってやったらいいのか?注意点は?などのセクササイズに関心を持った人が抱くであろう疑問にお答えします。
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セクササイズとは?痩せる根拠ややり方について
セクササイズの基本となるのはセックスですからエクササイズ寄りにあまりにもなりすぎることは本末転倒になりますが、もともとセックスの消費カロリーはウォーキングなみに高いものです。
なので、正しいやり方で少しダイエット効果を意識すれば、セクササイズの目的である充実したセックスとダイエット効果を手に入れることは難しいことではないのです。
セクササイズとは
一日に必要とされる運動量は、少なくとも20分のウォーキングなどによる120カロリー程度のエネルギーを消費する運動とされていますが、30分のセックスで消費するエネルギーは110カロリーですから、セックスをすることで一日に必要とされる運動量をカバーできてしまうことになります。
もともとカロリー消費カロリーの高いセックスを前戯や体位に工夫を加えることでさらに消費カロリーを増やし、セックスの持つエクササイズとしての一面を強化してダイエット効果を得ようとするものがセクササイズですので、意外と簡単に痩せることができるのです。
エクササイズを続けていくことは大変ですが、セックスは本能ですから苦も無く続けることが可能になり、セックスの工夫で筋トレと有酸素運動のエクササイズを実現しようとするセクササイズの考え方は今注目を集めています。
痩せるプラスα
セクササイズには食欲抑制効果がありますから、エクササイズであると同時に食事制限をサポートしてくれる働きも持っています。
セックスをしている時は性感が鋭敏になり味覚や痛覚は鈍化し性欲満たすことに意識が集中しますから、同じく人間の三大欲求の一つである食欲を抑え込むことが容易にできるのです。
また、セクササイズでカロリーを消費しながら性的に満たされることで、心地よい疲労感とパートナとの心のつながりを感じながら眠りにつくことは、肉体的にも精神的にも健康促進効果があり睡眠の質の向上にもつながります。
付き合いが長くなるとセックスもマンネリ化し性欲処理のためのルーチンワークと化してしまうこともよくありますが、セクササイズをきっかけにマンネリの打破や二人で協力してトレーニングするという一体感がパートナーとのより良い関係づくりに役立つのです。
セクササイズのやり方
セクササイズのやり方の基本は使っている筋肉を意識するということと深い呼吸をを心掛けるということです。
使っている筋肉を意識することと深い呼吸によって世界が変わるということは、スクワットや腕立てで確認することができます。
セクササイズはなるべくとゆっくりとした動きで行うことでコツをつかむことができますから、初めはこれ以上は無理というくらいゆっくりと短時間で筋肉と呼吸に集中したセクササイズを行いその後普通のセックスに切り替え、慣れてきたらセクササイズの時間長くしていくのです。
セクササイズの効果が実感できる代表的な筋肉は、腹筋、大殿筋、太ももの筋肉、肩や腕の筋肉、肛門括約筋などとなりますが、上達していけば複数の体位を取り入れコツをつかむことで、パートナーの体重を利用して全身の筋肉を刺激することが可能になります。
セクササイズで刺激を受けて発達する筋肉は全てセックスに必要とされる筋肉ですから、セクササイズによって次第に長く激しいセックスでも疲労感を感じることなく楽しめるようになり、セックスの満足度や充実感を高めてくれるのです。
セクササイズをする際の注意点とは?
セクササイズを行っていくうえで注意しなければならないのは、セクササイズ本来の目的はセックスの充実に役立つエクササイズですから、まずは満たされたセックスが大前提となっています。
エクササイズを目的としたセクササイズは、相手の気持ちを思いやることを忘れたセックスの強要につながりかねません。
自分と相手の体力を考慮せずに、アクロバティックな体位にチャレンジしたりすれば怪我につながり、愛を確かめ合う行為であったセックスが二人の関係にほころびを作る原因となってしまいますから、正しいアプローチでセクササイズに取り組まなくてはならないのです。
そこで、セクササイズにおけるそれぞれの体位での注意点や効果を詳しく紹介していきます。
正常位
セックスの体位の中で最も基本となるお馴染みの体位で、上に乗る男性の方が動きが大きいので男性のエクササイズ効果が期待できますが、注意したいのは使っている筋肉すべてを意識するということです。
同時にすべてが無理なら順番に使用している筋肉を意識していきましょう。
正常位のセクササイズでは男性が上体を起こし両腕でバランスを取ることで腕や胸の筋肉などが主に刺激されますが、太ももや腰回りの筋肉もストロークの時に筋肉を意識することで鍛える効果を増すことができます。
女性も脱力せずに足の筋肉を意識して開脚したり、男性の肩に足を乗せるようにして内またの筋肉を意識、あるいは男性の動きに合わせて腰を動かすなどをすることで消費カロリーを増やすことが可能です。
騎乗位
騎乗位は女性が男性の上にまたがる形になりますから、女性のセクササイズ効果が大きく期待できる体位となり、女性は男性の上にまたがった太ももで自分の体重を支えなくてはならないため、太ももの筋肉を意識しながらおこなえばかなりの太もも引き締め効果が実感できるはずです。
男性に背中を見せる形の背面騎乗にすれば、胸に手をついて自重を分散することができなくなるため太ももや体幹への負荷が増しますから、いきなりではなくセクササイズの騎乗位に慣れてきたらセクササイズの背面騎乗位に移行しましょう。
後背位
女性が四つん這いになり男性が後ろからプッシュする後背位は、女性の二の腕の引き締めとバストアップ効果が最も実感できる体位です。
四つん這いで自重を支えるだけでなく後ろからの男性のプッシュに対して踏ん張るようにするため、この時二の腕と胸の筋肉を意識することで筋肉への刺激が増し、筋トレ効果によって二の腕の引き締めとバストアップを手に入れることができるのです。
エクササイズの後背位になれるまでは無理をせずに肘をついた姿勢から始めることも大切ですが、慣れてきたら腰を大きく振ったり背中をそらせて背中の筋肉を意識するなどして消費カロリーアップへの工夫をいろいろと試してみるようにします。
対面座位
お互いが座った状態で向き合う対面座位は男女ともに高いカロリー消費が期待できる体位です。
椅子に座るよりもベッドや床に座った方が消費カロリーの高いセクササイズが可能になり、女性が男性に抱き着かず肩に手おきキスなどをして空間を保つようにしながらセックスすることでお互いが腹筋に力を入れながらのセクササイズができますから、おなかの引き締めにはもってこいの体位と言えます。
立ちバック
立ちバックは消費カロリーの大きい体位ですが、セクササイズの立ちバックではセックスの楽しみよりもエクササイズの効果重視になってしまいがちです。
立ちバックは女性が何かにつかまらないと難易度が上がってしまうのですが、セクササイズのエクササイズ視点では、女性の自重を分散させずに男性に預ける形にして二人で協力してバランスを取ることが消費カロリーを高めることになります。
セクササイズの基本がセックスの充実にあることから、上級者以外はセクササイズの立ちバックはお遊びのバリエーション程度にとどめておくことが賢明かもしれません。